土間工事
土間工事とは?
「土間」という言葉は誰もが耳にしたことのあるものの、現在ではほとんど見ることのできなくなったものだと言えます。
土間はもともと「屋内にも関わらず、土足で歩けるように考えて作られた、床の張っていない空間」を指す言葉でした。
かつては作業スペースとして使われていたのですが、現在の住宅ではあまり取り入れられなくなったものでもあります。
しかし「スペースとしての土間」を採用している建物は少なくなったものの、「土間工事という言葉」自体は残り続けています。
土間工事とは、床面に対して行う作業のことを指す言葉です。地面に砂利など敷いて、その上からコンクリートを流し込んで平らにして固め、
なめらかな仕上がりにする一連の工程を「土間工事」というわけです。「スペースとしての土間」があまりみられなくなった今でも、土間工事は外構工事の基本として多くの建築物を支えています。
ちなみに、土間工事と左官工事は似て非なるものです。
左官工事は主に建物の壁面や天井部分を対象として行われるものですが、土間工事の場合は床面を対象として行われるものです。
ただし、いずれも非常に重要な作業であること、また長い歴史を持つ作業であることには変わりありません。
作業工程
1下地処理
2メッシュ筋の設置
3コンクリート流込み・仕上
土間工事の大変なポイント
- 工程が多く、経験が必要
- 工程が多く、施工時間が長い
- コンクリートが固まった後は修正が効かない
- 温度・湿度で仕上がりに差が出やすい
- 体力的にキツい作業内容が多い
結果
土間コンクリートの工事は知識・経験・若さの3つが揃った左官業者へ。
コンクリートは湿度や温度の影響を受け、固まった時点でひび割れが起こることもあります。
そういったトラブルは、知識があっても経験がなければ防ぐことはできません。
知識と経験があるベテラン職人も、体力的な面から工事を請け負わないこと多いので、体力のある若い世代に依頼することをお勧めします。
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